1997年の『Dog of Flanders〜フランダースの犬』に続く「世界名作劇場のリメイク&劇場映画版」として、1999年4月に松竹系で公開された。監督は楠葉宏三。
本作の特色として、冒頭に父の診療所を継いだ40歳のマルコが登場し、自身が長い道のりを辿った幼き9歳の頃を回想する形でストーリーが展開される形態となっている。主人公自身の回想で展開される形態は『連続テレビ小説』など実写ではよく見られるが、世界名作劇場としては異色のパターンである。また、背景の一部描写に3DCGを組み合わせて使用している。
日本俳優連合との二次使用料をめぐる訴訟騒動で組合側から声優のキャスティング協力が得られず、ネルケプランニングがキャスティングに携わり、選定に苦労することになった。このため、キャストは1976年のテレビ版とは異なる。
制作当初は120分の映像を用意していたが、上映の都合により急遽90分に短縮され制作状況が悪化、内容に余裕がなくなってしまった。
エンドロールでは動画で母と共にアルゼンチンから汽車と船を乗り継いで郷里のジェノバに帰り、家族やコンチェッタ達と対面するシーンが細かく描かれ、その後壮年期のマルコが母の写真を眺めるシーンへ遷る構成となっている。
作品としてはマルコの母捜しの部分が要領よく纏められていたものの、配給収入が芳しくなく、共同製作者である松竹の深刻な経営不振もあり、1996年の『BLACK JACK』(手塚プロダクション製作)から行われた松竹での旧作アニメのリメイク版企画は本作で打ち切られた。
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简介:改编自意大利文学巨匠亚米契斯Edmondo De Amicis (1846-1908)传世经典[爱的教育CUORE]荣获儿童节目良影片奖,这是一段小男孩寻母的旅程,也是一段自我成长的磨练。
《三千里寻母记》是在1976年1月4日至同年12月26日的一年间,作为《世界名作剧场》的一部来放送的。同年被日本文化厅授予了电视动画向的优秀播映作品赏的称号。这部作品讲述的是少年马可为了见母亲,从意大利长途跋涉到阿根廷的故事。行程长达三千里(约定12000公里),花费2年的艰难历程让当时的许多观众热泪盈眶。